【テクノロジー】ピーナッツ型緩衝材が電池になる?これがリサイクルの最先端@Next2ch

1名無しさん@Next2ch:2015/03/26(木) 11:28:18.97 ID:???

さすがに知らないひとはいないであろう、長さ数センチ、繭型のピーナッツのような緩衝材。
通信販売などで買い物をした際に、ダンボール箱の中によく入っているヤツだ。

英語では“パッキング・ピーナッツ”などと呼ぶそうだが
このパッキング・ピーナッツを再利用したリチウムイオン電池の電極の作り方を
アメリカ・パデュー大学の研究チームが発表した。

リサイクルには不向きだった

パッキング・ピーナッツは廃棄やリサイクルに関して、実はやっかいな代物らしい。

緩衝材としては便利なので世界中で使われていますが、破砕しにくいこともあり
ほんの10%しかリサイクルされていません。
密度が低いせいでリサイクル業者がパッキング・ピーナッツを運ぶためには
大きなコンテナが必要になってしまうのです。そのためコストがかかり、あまり利益にならないのです。

と、研究チームのひとり、Vilas Pol教授は語る。
そのためパッキング・ピーナッツは産業廃棄物として廃棄されることが多く、何十年もそのまま残ってしまう。
でんぷん製のパッキング・ピーナッツは、ポリスチレン製のものより環境にやさしいものの
それでも化学物質や洗浄剤を含んでいるので、自然の土壌や水を汚染して、海の生物に害を及ぼすおそれがあるという。

2名無しさん@Next2ch:2015/03/26(木) 11:29:06.78 ID:???

彼らがこの研究をスタートしたきっかけは
新しい研究室を作ったときに大量のパッキング・ピーナッツが出たことだという。
そこで、それをなにかに役立てようと思いつき、リチウムイオン電池において
従来のグラファイトを使った陽極よりも速く充電ができ、より高い比容量を実現する新しい陽極を作ることに成功した。

簡単な工程で加工できる

その方法はシンプルだ。ピーナッツを不活性ガス炉のなか500〜900度で過熱するというものだ。
その際に遷移金属塩の触媒を使うこともある。その結果できる素材を陽極に使うことができるというのだ。
研究チームのEtacheri氏によればこの方法は環境にやさしく、大規模生産にも向いているという。

従来の陽極に比べて、この新しい陽極は約10分の1の厚みで、より多孔性だ。
そのおかげで電解液との接触性にすぐれ、充電も放電もより短い時間で可能だという。

画像等
http://i.imgur.com/sOTPwkB.jpg
http://i.imgur.com/ICuFFwR.jpg

(全文はリンク先で)

以下ソース
http://nge.jp/2015/03/25/post-99894

3名無しさん@Next2ch:2015/03/26(木) 11:48:51.88 ID:???

最近こいつや発泡スチロールを見なくなった事に気が付いたわ
段ボールとエアバッグばかりな気がする


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