自動車部品メーカーのアイシン精機が、新しいスタイルの都市移動用モビリティとして
千葉工業大学の未来ロボット技術研究センター(fuRo)と共同開発した
未来型3輪ビークル『ILY-A(アイリーエー)』。
ネーミングは“Innovative Life for You” の頭文字をとって略したもので、“A”はActive の意味だ。
そしてなにより、使用目的に応じて4つのモードに変形することが、この3輪ビークルの最大の特徴だ。
(1)ビークルモード
3輪の電動小型モビリティ。全長965mm/全幅440mmで、最高速度は10km/h。
シニアカー的な使い方やレジャー向け。
(2)キックボードモード
若者などに人気のキックボードにも変身する。
スポーティに都市を移動したり、エクササイズとして街を走ったりするのに適している。
(3)カートモード
主婦が買い物時に使えるほか、怪我や病気の治療後に行う歩行訓練用、障害者などの歩行補助
シニア層が手押し車として使うことなどを想定したモード。
(4)キャリーモード
持ち運びのために、コンパクトに折りたためるモード。
手軽なキャリーバッグほどの大きさになり、電車や車などで一緒に移動、目的地で再び使うことができる。