NHKの関連会社は1980年代に続々と立ち上がり、89年の島桂次会長就任で加速していった。
主にNHK番組制作を行い、関連団体の筆頭ともいえるNHKエンタープライズも85年に設立されている。
同社は2013年度決算では、売上高538億円、営業利益18億円を計上し、過去最高の業績を上げている。
最近はDVD販売やイベント制作、キャラクタービジネスなどにも手を広げ、事業は多岐にわたっている。
NHK関係者が話す。
「企業などの法人がNHK番組の映像素材などを利用したい場合
NHKエンタープライズが有償で提供しています。
また、雑誌などが記事掲載のために画像や写真を利用する場合も
同社に高額な料金を支払わなければなりません。
素材にもよりますが、通信社などから素材提供を受ける場合の3〜4倍にも上ります。
既得権益で儲けているのです」
公共放送という看板を盾にして幅広いビジネスを展開し儲けるNHK。
もし受信料徴収の対象を今以上広げるとなれば、国民的議論を呼ぶことは必至といえよう。
(文=編集部)
以下ソース
http://biz-journal.jp/2015/03/post_9290.html