なぜ指導者は選手の体重を管理するのか。
それは単純明快。ボディが軽いほうが速く走ることができるからだ。
過度な体重制限は貧血や骨の強度にも影響してくるが、それは「鉄剤」でカバーする。
サプリメントでの補給は当たり前で、なかには注射で投与するチームもある。
あまり明るみに出ることはないが
「鉄剤を打ちすぎて、内臓がボロボロになって走れなくなってしまう選手もいます」と元選手は打ち明けた。
体重でいうと、昨年の1月末に突如
「引退」を発表した新谷仁美も過度な体重制限をしていたように思う。
長距離ランナーなのに炭水化物を採らず、体脂肪率は5%台をキープしていた。
そんな新谷は2013年のモスクワ世界選手権1万mで5位入賞の快挙を達成した。
しかし、その後は右足裏の故障が悪化。
実業団に入社した当時、「高橋尚子さんのようにマラソンで活躍したいです!」
と目を輝かしていたが、マラソンに本格参戦する前に陸上界を去った。
日本長距離界のエースはまだ25歳だった。
女性は体脂肪率が15%を割り込むと
月経不順になり、月経不順や無月経になると骨がもろくなり
疲労骨折などが起きやすくなる。
それなのに、指導者は選手の体重を徹底的に管理する。
女子ランナーはそんな“矛盾“とも戦わなければいけない。
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以下ソース
http://toyokeizai.net/articles/-/62961