3月10日のアップル スペシャルイベント「Spring Forward」で
ついに詳細が発表された Apple Watch と
Android Wear 陣営では新しいスマートウォッチのひとつ
ソニー SmartWatch 3 の仕様比較をお届けします。
iPhone と Android スマートフォンのように違う両者ですが
細かな点からはアップルとソニー/Googleのスマートウォッチに対する設計思想の違いが見えてきます。
Apple Watch はプロセッサーに独自開発のS1 SiP(System in Package)を採用。
対する Smart Watch 3 は ARM Cortex A7 プロセッサーを搭載します。
画面の大きさは SmartWatch 3 が大小ふたつのApple Watchの中間となる大きさ。
解像度もそれほど大きくは変わりません。
基本的に Apple Watch は iPhone と、SmartWatch 3 は
Android スマートフォンと連携して使うことになります。
両者とも SMS /メールや通知表示に対応。内蔵マイクを備え、音声検索や音声操作にも対応します。
ただ、SmartWatch 3 で音声通話をするには Bluetooth ヘッドセットが必要となります。
Apple Watch はモバイル決済機能や手書き入力といった機能を標準で備えます。
一方、センサー類の数は SmartWatch 3 に軍配。
Apple Watch は GPS を搭載しないため、位置情報の取得を iPhone に頼ります。
このため移動距離/ルートを記録するワークアウト系のアプリ(グランス)を使う場合などは
iPhone も携帯しなければなりません。
SmartWatch 3 では RunKeeper アプリなどが内蔵 GPS に対応しており
スマートフォンを持たずとも使用できます。