物語の進行するペースが人によって変化
ホタルが飛び回る暗い森を舞台に描かれた『Lost』は
『モンスターズ・ユニバーシティ』と同時上映されたピクサーの短編『The Blue Umbrella』を手がけた
Saschka Unseldがディレクターを務めた作品。
視点を判別することで、鑑賞者の目線が主観カメラの視点と重なり、物語の進行するペースが人によって変化するという
これまでの映画の概念を覆す可能性を感じさせる作品だ。
チームは物語とVR表現を合わせることによって
「これまでにないスペシャルな映像が作れることを発見した」と自信をのぞかせている。
こうした考えをさらに前へ進めるために、今後数ヶ月の内に数本の作品を発表する準備があるという。
一部では、「VR体験に馴染みがあるユーザーにとっては目新しいものがない」
「シーン転換に物理的なつながりがなくなってしまう」といった課題も指摘されている。
しかし、こうした進歩が、私たちの映画体験を180度変えることになるのだろう。
画像等
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http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/02/oculus1-690x388.jpg
以下ソース
http://nge.jp/2015/03/04/post-97204