Vertical Harvestが地元の自治体や企業と協力して進める“9m×45mの小さな水栽培型温室”では
様々なマイクログリーンやトマトといった野菜が育てられ
年間で約5エーカーの耕地と同程度の量が収穫できるといわれている。
各フロアでは、ベルトコンベアー上に設置されたプランターが移動することで
各作物は均等に日光を受けることができる。
こうしたシステムは栽培の効率性につながるほか、人工の照明を必要としないため
使用する電力の抑制にもつながるようだ。
この施設では、街全体に供給するほどの量の野菜は収穫できないというが
プロジェクトの目的はむしろ他のコミュニティが手本にできるビジネスモデルの提示だという。
設立者のひとりは「持続可能な方法を見つけるための最初のステップ」だと話している。
豊かな土壌と水を前提とする従来の農業手法と比べると、手法そのものにも議論の余地がありそうだ。
しかし、限られた耕作地という条件の下で安定した食料の自給をめざす日本にとって
参考にすべき点を含む先進的な取り組みだといえるのではないだろうか。
画像等
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以下ソース
http://nge.jp/2015/03/04/post-97069