地域で事業ができる才能がある人なら、そもそも自分で仕掛けます。案件を受託してからヒアリングなどには行きません。
つまり、こうした「名ばかりコンサルタント」に任せた段階で、プロジェクトの失敗は、偶然ではなく必然になる、と言えます。
そもそも、成功地域の当事者でさえ、そのままのやり方が「日本全国全ての地域」で通用するなどとは思っていないでしょう。
ましてや、多少の資料と話を聞いただけで別のコンサルタントがやるなんて、無理なのです。
問題は、それだけではありません。
コンサルタントは、自治体からは相当額のコンサル委託料をもらっているのに、結局、現場の実行部隊にはわずかな謝金だけ
もしくは一銭も支払わないこともあります。
大手でさえ、そんな「フリーライド」(ただ乗り)を平気にやってのけます。
しかし、地域活性化分野では、補助金という「裏の手」があります。
「パクリ」レベルのひどい企画でも、補助金を使うことで、見た目だけ、似たような「偽物」の計画は作れるのです。
ただし、悲しいことに偽物は偽物でしかありません。
予算を使って成功地域と類似した商品開発をしても実際は、ほとんど売れません。
似たような施設を開発しても、経営危機に陥る施設が少なくありません。
事業は「見た目」ではなく、「プロセス」であり、目に見えない仕組みが大切なのを、理解していないのです。
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以下ソース
http://toyokeizai.net/articles/-/62102