○禁則
しかし禁則が二つある
実は「二四不同二六対」という句自体がこの二つの禁則を冒している
一つは「下三連」の禁止
●●|●○|●●●
二四|不同|二六対
の最後の三文字のように、各行末尾が○○○か●●●で終わるのは禁止
もう一つは「孤平」の禁止
●●|●○|●●●
二四|不同|二六対
の「同」のように、末尾から数えて四字めが孤立した○になるのは禁止
(その前後いずれかに○が接していないといけない)
「末尾から数えて四字め」という位置以外では禁止でないし
孤立した●であれば禁止ではない。
五言でも七言でも「末尾から数えて四字め」が禁止の位置になる
なお「不」という字は現代北京語では仄声だが歴史的には平声なので
「二四不同二六対」は現代北京語で読むことが大事