○許容規則
「二四不同二六対」とは
「一行七文字のうち第二・第四の平仄が同じでなく、第二と第六は同じだ」
という意味だ。実際、七言詩の一行は
●●|○○|○●● (などなど)
なのでこの言葉通りになっているし
●●|●○|●●●
二四|不同|二六対
という呪文自体もそうなっている
そして近体詩詩の許容規則とは、
「これら二・四・六以外の奇数番めの字は平仄が基本形と違ってもよい」
ということだ
(ただし各行末尾の字の平仄はたぶん固定なので)
(七言の場合) 一・三・五
(五言の場合) 一・三
の文字は平仄が基本形と違って良い