昔は昔で飢餓などの苦しみがあったから救いを求めるために宗教に頼った
今の日本では飢餓の心配は無くなったけど不安や苦痛が無くなったわけじゃないからね
それに宗教なんて線引きが難しい
大衆の理解できない段階まで発展した科学なんて宗教と変わらないとも言えるし
ある程度共有された倫理感も外部から見れば宗教に見える
日本におけるクリスマスなんかは文化なのか宗教なのかわからない
思想や文化と宗教の区別はつきにくい
し歴史の中で影響を与えあっている
現代の日本においては無宗教国家ではあるものの色々な宗教的なものが組み合わさって同調圧力によって共有されているように思う
例えばあるインフルエンサーがSNSで
「私は年上の人にも敬語は使わない。その人に実績を見て敬語を使うかどうかを決めている」
と自分の思想を語りそれがバズったとして
この思想はアンチ儒教だし
影響された人がいたらそれは宗教と変わらないと思う
行動に移すまでいったら尚更ね
こう考えてみると現代はプチ宗教が乱立しSNSの発達によって即時に信者を増やしていく社会になっている
だから自分自身で数多の宗教の中から自分に合うものを選んで
個々に合った自分だけの宗教を組み立て
各々の幸福度を各々で高めていくべきなんじゃないかなあと思う