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いいの頼む
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>>5
いいの頼む
おめぇらなぁ
絵か、書いたことないけどやってみようかな
じゃあ雑な短編書き続けるわ
男が屋上でコーヒーを飲んでいた
なに、黄昏半分傷心半分といったところだ
上司に怒られるのはいつものことだが、一日としても付いていなかった
朝、猫をなでるためにパンをあげていると隣人に見つかって居付くからやめろと注意された、そして遅刻した
昼、レジュメをカラーで印刷してしまった。誰かがプリンターの設定をいじっていたらしい。経費の無駄だと怒られた
そして今、北風吹く屋上で耳と手を真っ赤にしながら冷たいコーヒーを飲んでいる
ドラマやCMで見るように柵に手をかけコーヒーを回す
周りには高層ビルがひしめき、下界は雑踏とクラクション
なんだよ、これ俺の世界じゃないのか 男はそう思った
男はふと、この手にした缶を投げてみたくなった
どうせ誰も俺とは分かりはしない、万一分かったとして謝れば済むことだ。手が滑ったんだと。
二、三歩下がって助走をつける。投げるときになって、中身が入っていることに気付いたが、重りになってかえってよく飛ぶと思った。
ブンと音が鳴った。投げた瞬間に手にコーヒーが付いた
投げた後まずいことをしたと思って男は階段を急いで降りた
缶は放射状に落ちていったがエンジュの木に引っかかって誰にも見つけられることはなかった
おちまい