一年間暇だしなんか続けようとおもう ID:3vMNBFGV

194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2020/10/15(木) 00:07:45.10 ID:3vMNBFGV

昨日蹴飛ばした友人に謝りに行こうと思った
正確には謝りに行こうと思ったわけじゃない。弁解の為だ
昨日、俺のカキフライ定食を後から見たお前が、トイレに行っている間にさらっとスタミナ定食と替えたと思ってみぞおちと太もも辺りを強く蹴ったけど、よく考えれば
俺が頼んだのは親子丼で店員の間違いだったんだな、ということを伝えなくてはならないのだ。
悪いのはミスった店員だろう、もう一回店に行って怒鳴ってやろうぜ。とな
友人の家のチャイムを鳴らして、携帯で時計を見る動作をするくらい待つと友人が家から出てきた
まず謝らなくてはと頭を下げると同時に友人が喋りだした
「昨日は、悪かったな、お前のカキフライ定食食って、見たとき驚いたよ俺の通常状態のチンポくらいのカキがごろごろあるんだもん。がっつきたくなってさ。」
はて、こいつは何を言っているのだろう。親子丼を頼んだはずの俺のことを忘れているのか?それとも俺は親子丼を頼んでいないのか?
「でもさ、なんでまた来たんだ?昨日のパンチだけじゃ飽き足らず、さらにもう一二発俺に鉄拳をぶち込もうっていうのかい?」
はて、鉄拳とな?俺がぶち込んだのは利き足の豪快な正面蹴りだと思っていたが、ちぐはぐなことを言う友人は俺の蹴りで頭がおかしくなっているのだろうか。
顔を上げて目が合うと友人はにっこりと笑った
「頭を下げるところを見ると、謝ろうとしにきたのか?気にするなよでも今日は傷が痛むから治ったらまた遊ぼうな!」
おかしいこともあるものだと思ったがまあ許してくれたからいいか。俺は家に帰って風呂に入ろうと脱衣所に向かった
そして鏡を見て気付いたのだ、思い出したのだ。このぷっくり膨れた顔面、太ももにある青いあざ
あぁ、俺は間違いなく友人を蹴ろうとした。しかし見事に返り討ちにされたのだ、俺のもやしキックは軽く流され友人の鋭い正拳突きにノックダウンしたのだった
もう一度友人の家に行こうと思ったが、どうすることも出来ないのでしぶしぶ風呂に入ることにした


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