眠たい
私は眠たいの
寝かせてよ
一日太陽に照らされたシーツに肌をこすりつける
なんでこうも布団は気持ちがいいんだろう
沈みこんでいく中で女は夢を見た
新緑の山を越え、雲海を臨む
岸壁打つ白波の海を見渡し、船を出す
気づけば渡り鳥と空を駆け、綿菓子の雲を食べる
星座は形を成し、私はほうき星に乗る。
夢とはなぜ斯くも素晴らしいのか、もっともっと潜っていたい
目を覚ますといつもの日常、アラームの音
夢は活力にならない、叶わないから
夢を見るために頑張る人はいない、疲れてなくても眠れるから
体を起こし、頭をかく
荘子だったかカフカだったか?自分は今蝶の夢を見ているのではとかいったやつは
もしそのように感じることが出来たらきっと幸せだろうな
私もいつかそうなれるだろうか