小学生の時に 「稲(を干す)架 がたくさん有るから」 という説明を読んだ。
「いなか」という言葉の語源については、次のような説がある。
● 稲を作るための家、すなわち「稲家」(いなか)から由来したとする説。
● 田や住居が混在するさまを「田居」(たい)と呼び、田居が広がる地域を「田居中」(たいなか)と呼んでいた。その後、田居中を表すために「田舎」が仮借されることとなり、語頭の「た」も略された。とする説。
● 田を新たに拓くための建物を「田居」(たい)といい、田居が立ち並ぶさまを「田居中」(たいなか)と呼んだ。いずれ、田舎の文字が当てられ、語頭の「た」がとれた。とする説。
定説はないが、上記のうち最後の説が多くの支持を集めている。