翌日、午前中私は出かけずに小屋に残ってたまった洗濯を片付けていた。
ふらりとリヨシさんが小屋に戻ってきた。
木の枝で作った物干し竿に洗濯物を干している時背後から私は襲われた。
両胸を揉みしだかれ、小屋の中へ引きずっていかれ
普段ジュンちゃんが寝そべってる場所に私は押し倒された。
翌日、午前中私は出かけずに小屋に残ってたまった洗濯を片付けていた。
ふらりとリヨシさんが小屋に戻ってきた。
木の枝で作った物干し竿に洗濯物を干している時背後から私は襲われた。
両胸を揉みしだかれ、小屋の中へ引きずっていかれ
普段ジュンちゃんが寝そべってる場所に私は押し倒された。
ジュンちゃんに負けないほど激しい接吻をし、舌を絡ませあった。
私とてリヨシさんから見れば、少し年上の孫みたいなものだろう。
七十過ぎた男性に丸裸にされて指と舌でたっぷりと検分された。
連日他人のセックスを眺めさせられていた私の体は実に反応が早かった。
私はリヨシさんに抱かれた。
処女ではなかったけど久しぶりだった。
はるか年上の男性にすっかり緩められたこの体を
彼の老練な固い物に貫かれてしまった。
「…よう… 弾むのぉ…」
セックスの最中に彼が声を漏らしたのを初めて聞いた。
いつもの子供と違って成熟した体は素敵でしょ…とばかりに私は
はしたなく身を撓らせる。
実際私の身は生殺しの状態続きで疼いて仕方がなかったのだ
ようやく乾いた物足りなさを解消され、私はびしょびしょに潤ってみせていた。
私は何度もだらしなく女の極みを曝け出した。
完全にリヨシさんの獲物に成り下がったこの体の奥でついに発射される。
リヨシさんはジュンちゃんにしてきたのと同様に私に深々と打ち込んで
ぐりぐりと執拗に射精を行う。
いつも眺めていた情景が今まさに私自身に実現されていた。
私はリヨシさんの物を口に含む。
さっきまでさんざん私を可愛がってくれた物を熱心に舐め回し吸い立てる。
私達は当然であるかのように二度目の性交渉を目指していた。
私は寝そべるリヨシさんに跨り、自ら彼の物を掴んで己れの体に宛てがい、
尻を落とした。
あ! は! あ! あ! ふぁ! はぁ!…
自分の発する声で頭がおかしくなりそう。 かつてこんなに乱れた記憶は無い。
最初は私は威勢よく自ら尻を振り立てていた。
腰がすぐにくだけた私はごろりと体位を入れ替えられ、床に磔にされた。
長々と彼の形をこの身に刻まれ、男の銃口に接吻されまくって蕩けた子宮口に
彼の私を孕ませたい欲望が迸った。
二度目の膣内射精、すっかり下がった私の子宮に男の精が流れ込む。
私は今まさに熱い生殖の最中にある。
興奮が頭の中でぱちぱちスパークして肌の痙攣が止められない。
私は身を仰け反らせて絶叫した。
昼になってジュンちゃんが戻ってきた。
努めて平静を装っていたつもりなのだが、こんな小さな子供でも
女の勘は働くのだということを思い知った。
ジュンちゃんは終日不機嫌で、リヨシさんは夕食後も
孫に相手にされなくてしょんぼりするはめになった。
私は翌日下山した。 お二人が麓まで送ってくれた。
ジュンちゃんは相変わらず不機嫌だけど
表情自体は昨日の冷風状態から単に澄ました感じへと軟化していた。
しかし、私と目を合わせようとしない。
それでも山を降りきったところで”さようなら”と一言告げられた。
私は翌年の五月頃にお礼を言うためにあの山へ登ってみた。
リヨシさんは最後までフルネームも実際に住んでる場所の連絡先も
教えてくれなかったので勘と記憶を頼りに行くしかない。
しかし、この探訪は困難を極めた。
探せど探せど、あの小屋は現れない。
事情を考え単独で探索を行っていた。
近親相姦が行われていた場所、
私自身も迂闊な行為に及んでしまったこともあり、
そんな所へ知り合いを連れて行くことなど出来ない。
下山にかかった時間から逆算したルートを麓からアタックする
四日ほど麓と山中を行き来した挙句、結局見つからず終い。
六月、七月、八月にも訪れたが同じ結果で終わった。
さらにその翌年も再訪したけれど遂に小屋を見つけることも
彼らに再会することも叶わなかった。
それでも私はこの山の何処かにまだあの人達はいる。
そう信じ続けていた。
耳を澄ますとリヨシさんのぶっ放す銃声が、
目を凝らすと山中を駆けるジュンちゃんの姿が見えるような気がしていた。
麓に近い宿の窓辺から夕焼けに染まる景色を眺める。
赤々と清々しい空気の中に佇む山並み。
しかしそこは禁断の淫らな行為が行われていた、今でも行われている山。
山の中に何やら光ったような気がした。
小屋の中で祖父と孫が今まさに一つになっている。
二人が揺らすランプの微かな漏れ灯りを感じて私は目を細めた。
私は大学を卒業し、就職して山登りどころでは無くなり、
日々の忙しさの中で次第に思い出が薄れていった。
そんな中で、私がこれを書こうと思い立ったのは先日のある出来事が切っ掛けです。
会社の入り口を出たところで出くわした女子高校生。
私より少し背が高く、眼鏡をかけたほっそりとした顔貌に対して
制服の上からでもわかるプロポーションの良さ。
私はその娘を見て、何故か金縛りにあったように呆然としてしまった。
「さようなら」 彼女はこう言った。
通りすがりの見ず知らずの者にわざわざ挨拶するはずがない。
何よりその声の抑揚。 私は確信した。
見かけははるかに成長し、髪型も変わったけれどこの子はジュンちゃんだ。
あれから五年が経ち、今や高校生になったジュンちゃんに間違いない。
どれくらいの時間、ボオとしていただろう。
私の足が再び動きを取り戻した時は彼女は既に視界からいなくなっていた。
急いであちこち当りをつけて探してみたけれど無駄足に終わった。
制服の形もブレザーだったような、セーラー服だったような、今ひとつ覚えていない。
私は来年のゴールデンウィークあるいは盆休みにまたあの山へ行ってみようと思う。
おわり
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