「おい、タクヤ虫 なにぶつぶつ言ってるんだよ」
不意に背後から妹の声が聞こえて僕はしばし呼吸が停止した。
「あっはは! こいつ、意表つかれてビビッてんのー だっさあい」
「な、なんだ、サトミ… お、おまえいたのかよ…」
「いちゃ悪いか ちょうど気分悪くなってて、出かけられなかったんだよ まったくつまんね」
妹はむくれながらも、当たり前のように僕が買ってきたコーンチップスを勝手に食べはじめていた。
「カレー味か コンソメのほうがよかったな、サトミチャンとしては」
「おい、タクヤ虫 なにぶつぶつ言ってるんだよ」
不意に背後から妹の声が聞こえて僕はしばし呼吸が停止した。
「あっはは! こいつ、意表つかれてビビッてんのー だっさあい」
「な、なんだ、サトミ… お、おまえいたのかよ…」
「いちゃ悪いか ちょうど気分悪くなってて、出かけられなかったんだよ まったくつまんね」
妹はむくれながらも、当たり前のように僕が買ってきたコーンチップスを勝手に食べはじめていた。
「カレー味か コンソメのほうがよかったな、サトミチャンとしては」