テンポが悪いのはセリフのせいではない
山場を分割してしまってるからだ
第一の山場としてお前らが自分で自分を犯すシーンだ
これは今までに無い発想でありながら倒錯的で尚且つオナニーであるため快感が約束されているという非常に見所ある抜きシーンだ
しかし序盤にこの盛り上がるシーンを持ってきたために尻窄みな展開になっている事は否めない
衝動から愛へというテーマ的には正解だが静から動という脚本のセオリーに背いている
その分の枷から逃れられなかったのがかなり大きい
その証拠にお前らの絶頂後はまた起承転結を起からなぞりながらの進行になってしまっている
これは動から静へという無茶な進行をしたため上手く運べず
仕切り直す事になったからである
本来ならばお前らの絶頂後は結のみで良いはずが仕切り直したため再度転のシーンを挟んでから俺の愛に気付くシーンに至る結果となっている
これが著しくテンポを悪くしている原因の全てです