お爺ちゃんが急に死にそう ID:sgUBJPCc

24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/01/28(日) 03:36:08.45 ID:sgUBJPCc

このスレを見ると、子どもの頃、ガンで亡くなった祖母の記憶が甦る
あのふくよかで温和でざっくばらんの優しかった祖母が、ガンで痩せこけて、死にたくないと言いつつも脳が侵されて、最期にはボケて身内も誰かわからない状態で逝った
思い出すと枕が涙で濡れる
母は、ボケることは人間の最後の防衛本能で、なにもわからなくなって、死への恐怖を消すためにあると言っていたが

今では祖父がボケてしまった
寡黙で理性的だった以前に比べて、意味のわからない、会話の前後に繋がりのない、脈絡のない話を饒舌に、延々と繰り返す
レビー小体型認知症で、曰く、幻覚が見えるそうだが、孫である俺の名前も、自身の息子である俺の親の名前もわからない
親はボケた祖父を控え目に茶化すが、孫の俺でさえ、その変わり振りを残念に思っているのだから、実の子である俺の親は、どんな気持ちなのか
量るに量れない

次は必然的に父母がボケて、死ぬことになる
その時が来るのが、非常に恐ろしい
ボケることは、本人にとってはある意味幸せならなのかも知れない
しかし、周りの身内にとっては、着実に死へ歩みを進めている、目に見えてわかる症状の一つを、認識させられることになる
死を目前にした本人は、恐怖を取り除くための副作用とも言うべきか、過去の記憶がどんどん消されていく
自分の、実の息子の記憶を、息子である自分を育てたことも、産んだことすらも忘れていくのか

やりきれない思いが募る


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