◯ 「けつ毛」の「性毛」としての役割はセックスアピール
「おしりの毛」には、防御しての役割の他にもう一つの役割があります。
それは“セックスアピール”です。 (ここで言う“セックスアピール”とは、Hな格好をしたり、口説いたりすることではありません。 生物的に、「性交ができる年齢」であることを他の異性に示すシンボルを持つことです。)
毛は、2つの種類に分けられます。 「性毛」と「無性毛」です。 この内どちらの毛も「身体の防御機能」としての役割はあるのですが、 「性毛」は思春期以降に生えてくる毛で、 防御機能に加えて、“セックスアピール”としての役割も持つのです。
「性毛」は、その「見た目」と、「フェロモンの蓄積」の機能によって、「性交ができる年齢」であることを異性に知らせる役割を持ちます。
ただし、 現代人は、おしり丸出しで生活していません。 だから、この「けつ毛による、セックスできることの見た目の判断指標」は意味がない、と言えます。
また、現代人は、フェロモンを感じとる器官も衰えていると言われています。 (その代わり、ルックスやステータスや優しさなど、他の動物では考慮しない要素を、異性を受け入れる判断指標にしているのです。)