毎日学校に通う生活に違和感があった
春休み、お兄ちゃんを連れてジャングルに旅に出た
それから3年……
私はジャングルで本当の自分を見つけた
原住民とも打ち解け今では「ウホ」「ウンバ」で通じる仲になっている
ジャングルに入った瞬間、彼らは自分の仲間だと直感で分かった
でもお兄ちゃんは私とはどこか違う、他の牡とも違う、まるで日本の学校の男の子たちみたい
お兄ちゃんは元気をなくして変になってしまった
そんな弱った姿が牝を惹き付けるのかお兄ちゃんにはすぐ牝が寄ってくる
「コルヌィチェンデョ エッディ!!」少しだけ外した位置に槍を投げる
ごめんお兄ちゃん、仲間内での争いはご法度だから…ごめん…
ジャングル生活を続けるとあらゆる感覚が開いていった
熱が見えればどんな動物も逃げ隠れることはできない
それだけに温度のない虫は貴重で、特にムカデは大好物でこれだけは村に出さずに隠す
「あああああああああああああああくせえええええええええええんだよおおお」「ああぶらつけえええええええええろおおおおおおおたれちゃゆぞおおおお」
お兄ちゃん……お兄ちゃんはおかしくなってしまった……
お兄ちゃんを直すために、私は医者になろう……
たくさん勉強して大学に行こう……
待っててお兄ちゃん、必ず戻るから
エンディング見えた
次、妹5号、もっと大切に育ててあげて