安価でSS #23

23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/05/09(月) 04:14:05.69 ID:FS99Lb1i

女「そこまで最悪な細菌なら、もっと大きな施設でワクチンを開発するべきでは?」

梅毒「そうしたいけど、そうもいかないだろう。それはこの二人をその大病院の大先生にお預けするってことだろ?」

女「まあ……」

つぼみ「……」

野獣先輩「……」

梅毒「そうしたら彼らは隔離されて実験動物となるだろう。『変態』の性質上モルモットでの実験は難しいだろうからね」

梅毒「知らない人間に好き勝手体にメスを入れられるのは嫌だろう?」

つぼみ「嫌です……」

野獣先輩「クゥーン(仔犬)」

梅毒「それに更に最悪なのは、時間がないってこと。ほら、僕の股間が」

ビンビンビンビン!

梅毒「今にもはち切れそうだろ?」

つぼみ「……」

女「そんなもの見せるな……」

梅毒「僕だって好きでなってるわけじゃ、あいや、つぼみちゃんは魅力的だよ?でもそういうことじゃなくて」

野獣先輩「……既に感染しているんスか?」

梅毒「そう、僕だけじゃなく彼も」

プロデューサー「……」ビンビンッ!

梅毒「これは『変態』が大脳辺緑系に異常作用を起こしている証拠だ。唯一の救いは増殖速度が比較的遅いこと」

梅毒「女さんも自分の体の異変に気付いてる?」

女「……まぁ」

梅毒「僕らの猶予は、持って3日ってところだろうね」

つぼみ「たった3日ですか!?」

梅毒「違う。3日もあるんだよ。だから、その間になんとしてもワクチンを完成させる」

女「3日で本当に出来るの……」

梅毒「そのために二人を連れてきてもらったんだ。これから二人には悪いが付き合ってもらう」

つぼみ「……」

野獣先輩「オッス」

梅毒「ちょっと痛いこともあるかもしれんが、まあ人類のために我慢してくれ」

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