安価でSS #20

20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/05/09(月) 03:16:59.66 ID:FS99Lb1i

つぼみ「外は安全なんですか……?」

野獣先輩「シランヨ……(小声)」

つぼみ(頼りになるんだかならないんだか分からない)

野獣先輩「とりあえず外に出れば何かわかるはず」

つぼみ「……ですね」

ーーーーーーーーーー

外までは案外簡単に行けた。

と言うより、あの警察以外この留置場には居なかったようだ。


つぼみ「外……」

野獣先輩「……」


「おい、おい!早くこっち来い!」


目の前に停まるワゴン車から手を振る男。

つぼみ「ひっ」

野獣先輩「ん……?」

プロデューサー「早く!早く!」

つぼみ「まだゾンビじゃない……」

野獣先輩「これもうわかんねぇな」

つぼみ「とりあえず行きましょう」

野獣先輩「仕方ねぇな(歓喜)」


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そのワゴン車にはつぼみの所属事務所の女性プロデューサー(以下女)も同乗していた。

だが二人とも、奇妙なものを装着している。

女「つぼみ!無事でよかったわ」

つぼみ「な、なんとか……。というよりそれなんですか?」

女「ガスマスクよ」

つぼみ「……なぜ?」

プロデューサー「それはこれから行く場所にいる人が説明してくれる」

野獣先輩「オッス」

つぼみ「どこに向かってるんです?」

プロデューサー「田所ならよく知ってる先生のところだよ」

野獣先輩「はい?」

プロデューサー「ほらあの、"梅毒先生"」

野獣先輩「あー……」

つぼみ「"梅毒先生"?最悪のネーミングセンス」

プロデューサー「まあ、結構変な人だから気を付けてね」

つぼみ「……」

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