さてさて地上に落ちたハダドが心配なアシェラトは、ハダドの妹である月の女神アナトを監視として送り込みました…
…
アナト「やっと見つけた! ハダド兄さん!」
ハダドはどうやら一人で狩りをしていたようです。正直なところ弓の腕はあまり良くないようでした。
ハダド「当たらないなぁ……うーん」
矢は猪にも鹿にも当たりません。ハダドはいつも接近戦を仕掛ける性質でした。気まぐれに弓を使っても当たらないも
のです。
ハダド「やっぱこう言うのはセンスよセンス」
そう言って弓を放り出すとハダドは腰につけていた短剣を手で持って、直接野牛だの猪だのを狩っていきます
アナト「ハダド兄さん、雄々しくてかっこいいなぁ……」 アナトはハダドの投げ出した弓と矢を拾います。
アナト「ハダドの匂いがする……兄様、危ない!」
力いっぱいに弓を引きます。ひゅー、すとんっとハダドの横をかすめて、矢は蛇の身体を脳天から尻尾まで一気に貫き
ます
ハダド「うおっ、誰だ今の! って、本当に誰?」
アナト「あぁ、お兄さん! 会いたかった! エッチしよ!」
アナトはぎゅーっとハダドを抱きしめます。押し倒されたハダドは何がなんだかわかりません
ですけどアナトがあんまりにも強くも求愛するもんですから、ハダドの生殖器もいきり立ってしまいます
こうして処女と童貞を交換し合った二人はこうして夫婦になりました