シャプシュ「いい加減にしなさいモート! もういいでしょう!」
モート「我が双子シャプシュよ! 何故止める!」
シャプシュ「これ以上の勧告を無視した場合、ボクは最大の炎を持ってして貴方の屋敷である冥界を光で焼き払うことになる!」
モート「それは……!! いや、わかった。このままだと戦いは永遠に終わらないようだからな」
シャプシュ「おめでとう。バアル」
バアル「ありがとう、太陽の女神。キミにはなんでもあたえよう」
シャプシュ「いいのです。ボクは均衡を保つ者ですので」
シャプシュはメソポタミア神話のアッカドのシャマシュと同語源であり、シャマシュは盟約の神です
他にもユーラシア全体に伝わる太陽神ミトラも契約の神であり、代行の天使メタトロンの前身とも言われています
ならばカナン本来の太陽の女神シャプシュもきっと均衡を取り持つ裁判官なのでしょう
さてこうして偉大なるバアルが全員に認められた王となりました
ですけどモートやアスタルを信仰していた時期があった人間たちを許せない神が一人