戦争が始まってから、数年が経ちました。
しかし隣国が衰えることはなく、戦況は悪くなる一方でした。
大臣「功を焦った王子が、とうとう討死してしまった」
大臣「辺境国は挟撃どころか、静観するのみだ。戦争を終える目処は立たない」
大臣「国王も開戦以来、病に伏せっておられる」
大臣「世継は幼い姫様のみ」
大臣「王妃の話し相手だった巫女が、今では王宮を我が物顔で仕切っておる」
大臣「全ては、あの巫女が現れてからだ。忌々しい」
戦争が始まってから、数年が経ちました。
しかし隣国が衰えることはなく、戦況は悪くなる一方でした。
大臣「功を焦った王子が、とうとう討死してしまった」
大臣「辺境国は挟撃どころか、静観するのみだ。戦争を終える目処は立たない」
大臣「国王も開戦以来、病に伏せっておられる」
大臣「世継は幼い姫様のみ」
大臣「王妃の話し相手だった巫女が、今では王宮を我が物顔で仕切っておる」
大臣「全ては、あの巫女が現れてからだ。忌々しい」