チュッ!
「おはよう、カツオちゃん」
カツオは突然のキスで起こされた。
目を開けると、すぐ顔の上に美女が微笑んでいる。
突然の出来事で混乱するカツオの鼻に、良い匂いが流れ込んできた。
「お、おはようございます、タイ子おばさん」
やっと現状を認識したカツオは、タイ子に挨拶する。
「朝御飯出来てるわよ。何時までも寝てないで、早く起きちゃって。ほらっ!」
声と共にカツオの布団が引き剥がされた。
「うわっ!」
カツオは慌てて前を隠すが、遅かった。元気に起き上がっている所をタイ子にしっかり見られてしまった。
「まぁっ!」
頬を赤く染めて、顔を逸らせてはいるが、タイ子の目はしっかりと見つめている。
「カツオちゃんったら、朝からそんなに元気に大きくさせて・・・やっぱり男の子なのね」
「ち、違うよ! これは朝だから・・・」
「それならそうと言ってくれれば、私の方ならいつでもよかったのに」
「そんなんじゃないってば」
カツオの抗議に耳も貸さず、タイ子はいそいそと服を脱ぎ始めた。