男「買い物に出てきたけど、相変わらず人が多いな」
男「お?なんだ?あのドローン。げっ、急降下し始めたぞ」
男「危ない!」ダッ ガバッ
ゴチン ビチャァ
男「あいたた。大丈夫ですか?」
一般女性「は、はい」
「墜落したドローンから、液体が出てきたぞ」「放射能!?」「サリン!?」「エボラ!?」「逃げろ!」
男「えぇ(女の人を庇ったから、首から背中まで濡れちゃったんだけど)」
一般女性「い、いやーっ」ボコッ
男「ふべらっ」
ザワザワ ショウジョガ チカヅイテルゾ
男「いてて…参ったな、こりゃ」
幼馴染「大丈夫?」
男「やあ、久しぶりだね、幼馴染。でも、近付いちゃ駄目だよ。取り返しがつかないかもしれない」
幼馴染「何を言ってるの。早く服を脱ぎなさい」
幼馴染「液体は目に入ってない?ペットボトルの水があるから口を漱いで。一応、眼も洗いましょう」
男「駄目だよ。死ぬかもしれないんだよ?」
幼馴染「関係ないわ」ギュゥ
幼馴染「もしもし。急患です。小型無人機から成分不明の液体を浴びせられた男性が1名。今のところ服や皮膚に変質は見られません。場所は――」