安価でSS書く #9

9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/04/24(金) 02:01:21.53 ID:ODDa8eaF

唐澤「クソガッ!!」

グシュッ

リョウタ「ウウウンウンウン!!」

唐澤「てめーのせいで!俺の人生が!」

リョウタ「アジョオオオオオオオオ」

唐澤「クソクソクソガッ!!」

ズシュッネチャッ

唐澤「……はぁはぁ」

リョウタ「チーン」

唐澤「あとは、解体……!」

ーーーーーーーーーー

グチャッグチョッ

唐澤「あー終わった……。これかなり疲れるな……」

唐澤「この肉塊を台車に乗せて……」

唐澤「……」

唐澤「こんな仕事……」

ーーーーーーーーーー

工場長「おう、終わったか。あとの仕事はワシらに……」

唐澤「すみません、自分この仕事……」

工場長「……」

唐澤「……」

工場長「まぁ、最初はそうや。誰だって辛いものがある。けど、こういうことも誰かしらやらなあかんねん」

唐澤「でも……」

工場長「……本当に無理なら、やめてもええ。ワシは無理強いはせん」

唐澤「……」

工場長「一度居室でゆっくり考えたったらええで。それで本当に辞めたいなら、もう一度ワシの場所にこい。今日のノルマはこれで終わりにしとくからな」

唐澤「すみません……」

バイト「ん?工場長誰と話してるんや……?」

唐澤「……」

バイト「あいつはまさか……!!」

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唐澤(確かに仕事内容は異常だ……)

唐澤(だが慣れれば……そうすれば前と同じくらいの金が入ってくる……)

唐澤(工場長も良い人そうだし、はやく慣れよう……)

豚「ブヒッヒッヒイイ」

唐澤「……」

豚「ウウウウウブブブ」

唐澤「……くそ、壁一枚隔てたくらいじゃ、防音効果は薄いか」

ドアガチャ

豚「ブヒイイイイイイイブッブッ!!」

唐澤「はあ……」テクテク

『1の檻』

唐澤「1の檻は子豚ばっかだな。良かったなお前ら。まだまだ時間あるうちに、楽しんどけよ」

子豚「ヒィヒィ!」

唐澤「よく見ればかわいいな……」ナデナデ

子豚「ブッブッヒイイ」

唐澤「こいつは、まだ名前がないんだな。よし、俺がつけてやろう」

子豚「ぶひひひひんんんひんひんひひひ」

唐澤「お前はトン子だ。今日からよろしくな、トン子」ナデナデ

トン子「ウウウンヒイイイ」

唐澤「……」

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