再びサンド島は強襲された。オーシア本土への上陸作戦の一環だ。
サンド島基地司令官の黒井大佐が珍しく激励をし、防衛作戦にのぞんだ。
大気機動宇宙機アークバードによる潜水艦シンファクシへの打撃もあったが、ウォードッグ隊の戦果は凄まじかった。
食堂でのささやかな慰労会は、今はさながら祝勝会の様相だ。酒は出ていないはずだが。
善永「秋月特務少尉、お疲れ様です。貴女のサポートがあってこそ、と評判ですよ」
律子「そんな、私なんて何もしていません。彼女たちとプロデューサー殿が積み上げてきた結果です」
善永「そういえば、Pさんとは前の戦争からの付き合いだとか」
律子「…ええ、戦場で撃墜されましてね。プロデューサー殿も撃墜されて、助けて逃れてきてからの付き合いですね」
律子「腐れ縁てやつです」