最後に『鬼神』の前に立ちはだかった―
かつて相棒であり、敵となった男。
インタビュー#07 11月25日 ユージア大陸、国境の街
『プロデューサー』P
元ウスティオ空軍第6航空師団第66飛行隊「ガルム隊」2番機
「あの日、俺は死ぬはずだった。でも、死ねなかった」
「傷つき辿り着いたのは爆心地だった。何も無い、不毛の大地」
「そこで生きる人々に助けられた」
「国境なんて必要ないのかもしれない。でも無くすだけで変わるんだろうか?」
「世界を変えるのは人を信じる力なんだろうな」
「信じあえば憎悪は生まれない。でもそれが出来ないのも人だ」
「俺はまだ戦場にいる。国境のそばだ」