魔王「そうか、所長が」
魔王「召喚魔法は秘術。歴代の魔王しか知らず、中でも一部の者にしか使えないはずだった」
魔王「男、申し訳ない。恩を仇で返すとは…こうなってはその剣で私と一族の首を刎ね、お詫びをするしか」
男「そんな詫びは要らん。それでは所長の思う壺だ」
男「召喚魔法の詳細が漏れたなら、それもなんとかしないといけない」
男「それに魔族と人間の対立が根本にあるんだろ?それを何とか、時間はかかるだろうがしてくれ」
魔王「わかった…我が名と一族に懸けて誓おう」
魔王「虎司令、所長と情報漏洩の捜査は憲兵隊特命係に任せる。協力してやってくれ」
虎司令「国家憲兵にですか…わかりました」