男「金を払えば通信施設の利用が出来るとはな」
男「(中量二脚、小型ロケット、マシンガン、ライフル)各部異常なし」
男「猫ちゃんは側近が見てる。後顧の憂いは無い。出るぞ」
『メインシステム 戦闘モード 起動します』
メイド『渡した地図に移動ルートを記しています。作戦領域は魔王国南西の緩衝地帯です』
メイド『今のところ周辺に敵の反応はありませんが、十分気をつけてください。御武運を』
男「ああ、行ってくる」
男「さて、そろそろのはずだが…あの村か?」
メイド『それらしい反応はありませんが…』
男(無人か?でかい倉庫だな。…ん?)
『お前に依頼したのは、この俺さ』
メイド『AC!?倉庫に隠れて…っ』
『まんまと騙されてくれたな。おめでたい野郎だ』
『だが安心しな。すぐに楽にしてやるよ!』
男(…っ。逆間接、小型ロケット、ライフル、スナイパーライフル、か)
メイド『敵AC、所属は不明です』
男(ぴょんぴょん跳ねやがって)タタタ
男(だが、ジャンプ後の着地が隙だらけだ)タタタ タァン タタタ タァン
男(側面に回り込みながら狙っていけばっ)タタタ タァン タタタ タァン
『じょ、冗談じゃ』
『おい!早く加勢しろ…っ』
メイド『敵AC撃破を確認。待って下さい、もう一機。あれは…野盗のAC!』