?「ああ、来てくださったか」
男「え゛?あ゛。ぞんなごとよりっ、猫ちゃんを助げてぐれっ」グシ
?「わかっている。メイドさん、手伝ってくれ」
メイド「はい、ただいま」
?「では治癒魔法を。…これで」ポワー
?「…よし。メイドさん、猫さんに毛布と寝床を」
メイド「承知しました」
?「猫さんなら、もう大丈夫だ。傷もふさがった。しばらく休ませれば元気になる。あとはメイドさんに任せてくれ」
男「ほんとうか?ほんとうに大丈夫なのか?」
?「ああ、大丈夫だ。我が名に懸けて誓おう」
男「あぁ、ありがとう。ありがとう、ううっ」グス
?「それでは改めて、男よ。来てくれて感謝する。私はこの国の王、魔王だ。そして、迎えに出したそこの女は側近だ」
側近「以後、お見知りおきを」
男「は?え?(国?女のまおぅ?角??」
魔王「混乱するのも仕方ない。しかし我々には時間が無い。見てもらいたい物がある。こちらへ付いて来てくれ」