ごま◆『メールありがとうございます。そちらがよろしければ是非、協力お願いします』
『一度だけ確認しますが、出逢い厨じゃないですよね?』
ごま◆『違いますwww』
ロリ子「ふふふ……」
それから私は、『あさのあつき』の情報をかき集めた
住人『あさのあつき……。どっかで聞いたことあるような』
お嬢様◆『本当ですの!?教えてくださるかしら』
住人『いや、個人情報だからなぁ。さすがにまずいだろ』
ロリ子「それもそうよね……」
お嬢様◆『お願いします。私も必死で探しているんです』
住人『うーん……じゃあさ、俺の指定する場所に来たら教えてあげる』
お嬢様◆『え……』
住人『なに?知りたくないの?』
お嬢様◆『……わかりましたわ』
メール『あさのあつきさんを知っているかもしれない方とお会いすることになりました』
ごま◆『本当ですか?あまり無茶をしてはいけませんよ。もし危ない人なら、即刻警察に連絡してください』
メール『わかっております。また何かわかりましたら、メール致します』
ロリ子「ふぅ……」
ロリ子「これで、いいよよね……」
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ロリ子「H県T市のT駅東口……ここであってるわよね……」
メール『着きました。どこにいらっしゃるの?』
ロリ子「……」
住人『あれ、もしかしてゴスロリ衣装の子?』
ロリ子「えっ……」キョロキョロ
メール『そうです。見つけたなら声かけてください』
ロリ子「……」
住人「こんにちわ」
ロリ子「!?」
住人「本当に来るとは思ってなかった」
ロリ子「……」
住人「俺は斎藤です。よろしくね?」
ロリ子「ロリ子です……」
斎藤「こんな場所じゃアレだし、移動しよっか」
ロリ子「……はい」