安価でSS書く #18

18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/03/23(月) 23:15:53.54 ID:Yaxd2Ip2

俺はすぐ、マサ子にラインした

おっさん『ぼったくられた上に10円ハゲにされるとか冗談じゃねーぞ』

数時間後、返事がきた

マサ子『えーなんの話ぃ?マサ子わかんなーい』

おっさん『とぼけんなよ。明日の14時、駅前のカフェに来い。じゃねーと訴えるからな』

それ以降、何回かスマホが鳴ったが全て無視した

ーーーーーーーーーー

おっさん「おうこっちだこっち」

マサ子「……」

おっさん「なんだそのツラ。白々しいんだよ、金返せ。土下座しろ」

マサ子「……」

おっさん「お、おい聞いてんのか?」

マサ子「ごめんなさああああああい!!ビエエエエエエエン」

おっさん「えぇ……?なんでお前が泣くの?」

マサ子「すみませんでシタ!ワタシ、本当は中国から出稼ぎにきて、実家にお金送るために毎日朝から晩まで家畜のように働いて……」

おっさん「……」

ーーーーーーーーーー

マサ子はとてつもない苦労人だった
幼少期は酒とギャンブルに溺れる父のDVに耐え、学校にもまともに通えず……


おっさん「大変だったんだな……グスッ」

マサ子「……うん。だからワタシ、ここでこの仕事辞めるわけにいかないヨ。訴えるのだけは勘弁ヨ」

おっさん「ごめんな……。また店に行くからな……」

マサ子「……ありがとシャチョサーン」

おっさん「……グスッ」

マサ子「シャチョサーン元気だして?今日これからワタシ仕事。お店来れる?」

おっさん「おう……行くよ……」

マサ子「……ありがとシャチョサーン」

このスレッドを全て表示


このスレッドは過去ログです。