ーー公園
太郎「タマッ!」
公園には、猫の死体が散らばっていた
太郎「……タマ?」
妹「お兄ちゃ……なにこれ」
そのなかにひとつ、見慣れた肉片が転がっている
太郎「……遅かったッ」
太郎「すまない……。君はぼくらを助けてくれたんだね……」
太郎「すまない……」
妹「お兄ちゃん……。タマは私たちを、その命をかけて守ってくれた」
太郎「……」
妹「彼への愛を、ここで見せてあげることが、彼への恩返しになるわ」
太郎「そう……だね。タマ、天国でよく見ててくれ。僕らの愛を、君への愛を……!」
妹「さぁお兄ちゃん、来てぇ……!」
太郎「いくよ妹……!」
妹「あっあああっキタァ!!入ってきた太いのぉ……!!」
太郎「タマッ!見てるッ!?タマッ!?」
妹「あぁんいいわぁっ!!子宮が震えてるのおおっ!!快楽の渦潮に巻き込まれて遭難しちゃうのおおおお!!!」
太郎「タマッ!!本当にッ!!ありがとうッ!」
妹「あっあああっ!!イッちゃううう!!タマの後ろ姿が見えちゃうのおあああああ!!!」
太郎「僕もッ出そうだ……!」
妹「あっああああああ!!!ビクビクッ」
太郎「ハァハァ……」
妹「フーハー」
太郎「タマ、見てくれたかい……?」
君へ伝える、僕らの愛を
おわり