二季「それで、今日はちょっと別の方向からアプローチをかけてみようと思いましてね」
二季「僕の劇団の練習風景を見に来ませんか?」
おいたん「行かねーよめんどくせぇ」
二季「練習を見終わった後、お寿司でも食べに行きましょう」
おいたん「……」
二季「二次会でカラオケ、からのソープでどうでしょう?」
おいたん「おい、ふざけんなよ」
二季「駄目……ですか。仕方ない、今日も諦め」
おいたん「デリ嬢呼んで4Pだろぶっ飛ばすぞ」
二季「……来てくれるんですね?」
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おいたん「すまん、ちょっと行ってくるわ」
ダンボール「何時に帰ってくるのご飯はお風呂は子供の世話はまた私を放って行っちゃうんだ!!もういいです!わかりました!あなたがそんな態度なら私も地面君と」
おいたん「……」
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ピッ!
二季「オラァ!てめぇら集合しやがれノロマ共が殺されてーか!」
劇団員「……」
二季「いいかァ?今日の練習を特別ゲストが見に来てる。いつもみてーにチンタラ練習してみろ、明日には鮫のエサになってるか変態共にうんこ食わされてるかどっちかだァ!」
二季「わーったら気合い入れろや。いいなァ!!」
ハイッ!
二季「さ、こちらへどうぞ」
おいたん「お、おう……」
二季「ここまでの人員集めるのには多少苦労がありましてね。あれこれ汚い手を使ったものです」
おいたん「……」
━━劇団二季のレベルは、確実に世界に通用する
メンバー全員、他の劇団でトップを張れるであろう能力がある
それは少し練習を見ただけでわかった
おいたん「ここでなら俺も……」
二季「?……なにか言いました?」
おいたん「いや……」