幼女「おいたん、どうして公園で寝てるの~?」
おいたん「うるせーんだよゴミガキ。今すぐ散らないとてめーの卵子をホームにすんぞ」
幼女「らんしってなに?」
おいたん「目が悪いってことだ」
幼女「へー全然いみわかんなーい!」
おいたん「とにかく、ほらどっか行け。こっから先は俺に金払うか食い物くれた奴しか通れねーから」
幼女「……」テクテク
おいたん「はぁ……」
俺は自分でホームレスという道を選んだ
毎日一人で孤独な生活をしている
通りかかった奴はみんな軽蔑した目でこっちを見る
でもな━━
おいたん「俺は~寂しくなんかー♪ないよ~ッ♪」
おいたん「だって~♪こいつらが、いるから~♪ 」
雑草「アソレッ!」
ブランコ「ララララ~♪」
おいたん「澄んだ~空気~♪ランニングするババァ~♪」
テッテレテッテテッ♪
おいたん「水は飲み放題~ッ♪飯は万引き~♪」
すべり台「なにも寂しい~ことなんてないの~♪」
おいたん「いいいぃ……イェエエエエエエエエ~!!」
デンッ!
おいたん「……」
そう……なにひとつ、不自由などない。
奥様「あの人おかしいんじゃないかしら……」ヒソヒソ
ババァ「そうね……。警察に通報しましょ……」ヒソヒソ