牛肉「わかった。もう、生きることは諦めるわ。でもな、この世の中に生きていたという証を残したい」
鶏肉「証って一体どうやって?」
牛肉「お前さ、『本体』があったころにセックスしたことある?」
鶏肉「いきなりなにをッ━━」
牛肉「やっぱないのかー。鶏って食用と養殖用に別れてたりすんのかな。てことはお前処女なの?」
鶏肉「し、知らないわよそんなこと!セクハラ!訴えるわよ!」
牛肉「まじでかーニヤニヤ いいこと聞いちゃったわぁ……。実は俺さぁ、この自分の肉の形を自在に変形できんのよ」
鶏肉「そっそれがどうしたって言うのよ!」
牛肉「ちょっと見ててみ」
ムクムクムクムクッ!!
鶏肉「そんな……まさか……!?」
牛肉「そう……俺はな……」
チンコになれるのさ
鶏肉「そっそんな……」
牛肉「生物ってのは限界まで追及していけばもはや子孫を繁栄させることにしか存在意義はないんだよ。な?俺の言いたいこと、わかるだろ?」
鶏肉「でも私はこんな体よ……!?第一、あなた牛でしょ!?私は鶏なのよ!」
牛肉「関係ないね。エイリアンVSプレデター見たか?あれには『プレデリアン』って新種が出てくるんだよ。そいつはエイリアンやプレデターの更に上をいく強さを持つ」
牛肉「ライバル的な関係にある者同士が結ばれると、その種はさらに進化する……!」
鶏肉「そんなの無理よ……受けとめ切れない……」