『×月○日 故郷である星が、フリーザの手によって完全破壊される。俺を含む数人が奴隷として連れ去られた。これからどうなってしまうのだろう』
『×月△日 相部屋になったおっさんとは気が合いそうだ。お互いに過去の詮索はしないようにした。』
『×月□日 久しぶりに地上に足をつけた。俺の故郷同様、破壊された星だった。慣れない力仕事をしたせいか、ひどく疲れた。』
『×月※日 最悪だ。フリーザはくそホモ野郎だ。吐き気をなんとか堪えながら行為を終わらせた。今日は寝れそうにない』
おっさん「……」
それから俺は、眠気を忘れて読みふけった
おっさん「次で最後か……」
『△月○日 今日も疲れた。サイクル通りだと、明日は俺の当番だ。おっさんには悪いが、もう耐えられそうにない。すまん。この日記が最後になるだろうから、ここで得た知識を書いていく。一月に一度、フリーザは部屋から一歩も出ない日がある。俺の予想だと、前日にひどく疲れる「なにか」をして、部屋から出られないのだ。もしフリーザを倒すなら、その日を狙うんだ。次は△月の△日だと思われる』
『おっさん、先に逝くことを許してくれ。……頑張れよ』
おっさん「同僚……」
△月の△日、この日記から数えると……
おっさん「明日か」