トイレに行くには峠を降りた先にあるコンビニに行くしかないのです。
藁にもすがる思いで彼を起こた結果、寝ぼけながら言われた一言は「眠いから外でして」でした。笑
虫が無理なの知ってるでしょ、と頼み込むも5分待ってと言いながら寝る彼氏。この時外を見ましたが何もいませんでした。
もう今はなんともないし5分くらい待つかー。と寝息を立てる彼氏を横目に思ったとき、またコツン、コツンと車に何かをぶつかる音と同時にまた縦に揺れる車。
やっぱり無理にでも起こそうかと思った瞬間運転席側の窓の辺りからゔぅう…ぉぉと唸る声が聞こえたのが私の限界でした。
咄嗟に「5分たった!!もれる!!起きて頼むから起きて!」と叫んで叩き起こし、ぶつくさ文句言われながらでしたが何事もなく峠を下りることができました。