41 :AI短編小説『ヤクザに縋るポンコツ東大法学部の落ちこぼれ』:2025/05/25(日) 16:20:27.96 ID:oVr3BF83AI短編小説『ヤクザに縋る落ちこぼれと日本の失われた30年』
>マンハッタン、グリニッジ・ヴィレッジのナイトクラブ「Le Bain」は、2025年の夜もまばゆい光を放っていた。屋上のプールサイドでは、ハウスミュージックの重低音が響き、ニューヨークの夜景が眼下に広がる。
https://i.postimg.cc/ZYL8q7Hs/publicdomainq-0071808ofuhpn.jpg
>その喧騒の中、一角のソファ席で、アメリカを代表する経済紙のエディターであるポーラ・ジョーンズと、フランス人の経済小説家ヴィクター・ブーヴィエが旧交を温めていた。二人はUCLAのクラスメイトだった。
>ヴィクターは深々とワイングラスを傾け、遠い目をした。
>「ポーラ、覚えてるか?俺たちが夢を語り合った学生時代を。まさか俺が日本の田舎で経済小説を書くことになろうとはな」
https://i.postimg.cc/nc66hh01/Spellai-OL-11-1.jpg
>ポーラは笑った。
>「あなたらしいわ。でも、日本の『失われた平成の30年』か。 私も来月から東京に拠点を移して、その真相を探る調査チームのキャップを任されたの。まさかこんな形で、あなたの取材フィールドに足を踏み入れることになるとはね」
>「奇遇だな」ヴィクターは煙草に火をつけた。
https://i.postimg.cc/c1jsfZFv/9498a07ab0111fd999a449ae2d1e0c826bb8ffd0-high.webp
>「俺の小説は、まさにその『失われた30年』の根幹に触れるものだ。日本の経済停滞の裏には、信じられないような人間の欲望と、ある種の『落ちこぼれ』たちの存在があった」
>ヴィクターは語り始めた。
>---
>### 「落ちこぼれ」とヤクザの蜜月
https://i.postimg.cc/PJdFwC0g/1745988648775-1.jpg
>「ウチの前隣に住むダンプ屋の小島一家は、同和部落民なんだが、1991年頃に堅気の住宅地に住み着いて以来、違法行為を繰り返して来た。リードも付けずに大型犬を連れ回したり、廃油を農業用水路に垂れ流したり、夜通し番犬騒音を撒き散らしたり、ダンプの側壁を無駄にドラミングしたり、ダンプのクラクションを無駄に連打したり、爆音バイクのエンジンを執拗に空ふかししたり、爆音バイクで周囲を徘徊するんだ。まるで、自分たちがその地域の主だと言わんばかりにな」
>ヴィクターは一呼吸置いた。
>「小島は元々、栃木市岩舟町の同和部落で石材屋(墓石屋?)を営む一家で、三男の新吾が羽生正治の妹(トシコ)と結婚して小山市の城西地区に住んでいた。
やがて息子の均(ヒトシ)がダンプ屋になり、間々田六丁目の同和部落に育った順子と結婚した。
この小島一家の背後には、実は日本のヤクザ、特に**神戸港の荷役人夫(沖仲仕、おきなかし)の手配師を発祥とする博徒系ヤクザ、川口組**の影があった」
https://i.postimg.cc/ZnrB1RR5/1747898004938.jpg
>ポーラは興味深そうに身を乗り出した。
>「ヤクザが日本の経済停滞にどう絡むっていうの?」
https://i.postimg.cc/vmBPbR5s/31bd0afbfeae3e9e6850ad71fa9c164b-high.webp
>「深く絡んでいるんだ。川口組の強さの秘密は、他の暴力団を寄せ付けない**武闘派路線**にあった。
1990年代以降、その中核組織である**広道会**は、大分市出身の**聖忍こと森山建市**がやはり名古屋港の荷役人夫手配業から身を起こして立ち上げた。
名古屋港を物流拠点とする愛知自動車などから仕事を一手に引き受け、川口組の中核組織に伸し上がったんだ。
https://i.postimg.cc/mkXkxH4R/17
42 :短編小説『ヤクザに縋るポンコツ東大法学部の落ちこぼれ』:2025/05/25(日) 16:25:40.15 ID:oVr3BF83広道会は名古屋市中村区を本拠とする関係で、愛知自動車や三河発祥の徳平一門とも深い結び付きを持つ」
>ヴィクターは続けた。
>「広道会が中核組織に伸し上がった背景は、その経済力や規模だけじゃない。**コンピューターを駆使した知能犯罪を強化したこと**にあった。
データを蓄積して組織構成員の人事管理を行い、暗号通信で子分への指示を授受するなど厳格なセキュリティー網を構築して、組織の実態を秘匿することに努めた。
さらに、平時から敵対する可能性のある組幹部の事務所や立ち寄り先をコンピューターにデータ入力するなど、**デジタル情報戦**に注力していた。
そればかりか、**法テク**も駆使して警察の取り調べや対話に対して完全に黙秘を通したり、家宅捜索では出入口を封鎖して捜査員の入室を妨害するなど、警察に対して徹底的な対決姿勢を示すことでも知られて来た。
https://i.postimg.cc/9FB0HsW1/22829483-s.jpg
名古屋市中村区に本部を置く聖忍組長の広道会は、内部の『千仁会』という組織が中心となって、暴力団捜査担当の警察官の氏名や年齢、住所、所有車のナンバーから家族や親戚、知人に至る様々な個人情報(勤務先や通学する学校など)を収集し、暗黙に警察官に圧力を掛けるなどして来たんだ」
>「つまり、経済力と暴力だけでなく、情報戦と法テクを駆使する現代的な犯罪組織になったということね」ポーラはメモを取った。
>「その通りだ。武闘派路線の川口組の中で広道会が伸し上がった背景は、名古屋港の物流(愛知自動車など)を押さえた経済基盤と、コンピューターを駆使した株・為替投機、弁護士を前面に立てて警察に盾突く法テク、そしてコンピューターを駆使して配下の組員のみならず敵対組織のデータ、警察組織の個人情報や行動パターンまでデータベース化して把握し先手を打つ機動性など、ライバルの二次組織の追随を許さない**知能犯集団**としての技を磨いて来たことにある」
>---
https://i.postimg.cc/9M8dFztX/publicdomainq-0064900iqwmvh.jpg
>### 落ちこぼれの出世と裏社会の結びつき
>ヴィクターは話の焦点をさらに深めた。
>「北関東一円を縄張りとする的屋系ヤクザの**日吉会 日吉一家 光和会**は栃木市万町に本部を置く。
公立小中学校の運動会や映画『男はつらいよ』で馴染み深い、あの的屋だ。
1989年に栃木県壬生町出身の**渡芳則**が五代目川口組の組長に就いた頃、大阪の下駄屋の小セガレである**福江俊彦**がポン銀理事に昇進した。
この福江俊彦は、東都大学法学部卒ながら、早慶明治でも多数合格する司法試験にも国家公務員総合職試験にも受からなかった**東都大学法学部の落ちこぼれ**だった。
https://i.postimg.cc/xd1mHSPF/3730803-s-1-1-1-1-1.jpg
頭ではライバルに敵わないと観念した福江俊彦は、自分の地元である神戸・大阪を地盤とする川口組に接近し、それを武器にすることで伸し上がったんだ。
https://i.postimg.cc/FzW6j9yD/4198258-s-1-1-1-2-1.jpg
1989年にポン銀理事に昇進した福江俊彦が接近した相手が、まさにその年に五代目組長に昇進した栃木県壬生町出身の渡芳則だったと考えられる」
>「つまり、学歴や能力では勝てない人間が、ヤクザの力を利用して出世したと?」ポーラは眉をひそめた。
https://i.postimg.cc/tgnxDNLh/shared-image-1747895410156.jpg
>「まさにその通りだ。さらに驚くべきことに、三流の日大卒で田舎っぺ県議あがりの**江藤勉**が
43 :短編小説『ヤクザに縋るポンコツ東大法学部の落ちこぼれ』:2025/05/25(日) 16:28:48.34 ID:oVr3BF83>「まさにその通りだ。さらに驚くべきことに、三流の日大卒で田舎っぺ県議あがりの**江藤勉**が、何故か2008年にヤクザを取り締まる**国家公安委員長**に抜擢された。
しかも、江藤勉は2021年総選挙公報に『自分は大型バイクを購入したので余暇に楽しみたい』などと国政と無関係の不可解な書き込みを行った。
https://i.postimg.cc/rskF11kF/1745931251789-1.jpg
爆音バイクの同和ダンプ屋の小島新吾一家が、いきなり堅気の住宅地(大島武夫の土地)に住み着いたのは、福江俊彦がポン銀理事に、渡芳則が組長に昇進して2年後の1991年頃だった。
偶然にしては出来すぎたタイミングだと思わないか?
宇都宮大学に落ちて三流の日大に行った**大島武夫**が青山第一小学校の校長になれたのも、五代目川口組の息のかかった江藤勉と同じ三流日大卒の縁で、五代目川口組の力添えがあったためであるのは確実だ」
44 :短編小説『ヤクザに縋るポンコツ東大法学部の落ちこぼれ』:2025/05/25(日) 16:30:37.22 ID:oVr3BF83>### 関東進出と「北関東抗争」
>ヴィクターはさらに具体的な出来事を語り始めた。
>「栃木県壬生町出身の渡芳則を組長に迎えた川口組は、**関東進出**を本格化させることとなった。
https://i.postimg.cc/9fbp5pLs/1747898036361.jpg
小山市・壬生町・真岡市などを中心とする衆院栃木4区は、衆院副議長を務めた大平久雄の後任として入った植草茂雄の地盤だった。
そこに、石を投げれば当たる三流日大卒で、五代目川口組組長 渡芳則と同じ栃木県壬生町出身の田舎っぺ県議、江藤勉が殴り込みをかけたんだ。
1996年の総選挙では、江藤勉が植草茂雄を比例区に追い払って栃木4区から立候補し初当選した。
その後も小山市・壬生町・真岡市などを中心とする栃木4区の自民党公認候補の座を巡り、江藤勉と、元々栃木4区を地盤とした植草茂雄の陣取り合戦が続き、遂に2003年4月~6月の**『北関東抗争』**に発展する」
>ポーラは息をのんだ。「政治とヤクザの抗争が、ここまで露骨に絡み合っていたと?」
>「ああ。この『北関東抗争』とは、2003年4月~6月に起こった**五代目川口組(広道会)対 日吉会 日吉一家 光和会**による暴力団同士の抗争事件だった。
栃木女子高前の郵便局駐車場で光和会の二次組織、加山組の組員が銃撃され死亡するなど緊迫した事態に陥った。
しかし、この抗争でも、弁護士を押し立て、コンピューターのデータベースを武器とする武闘派路線の広道会(五代目川口組の中核組織)の圧勝で終わったんだ」
https://i.postimg.cc/2yQJWvkY/shared-image-1747895451120.jpg
>「その結果、五代目川口組組長の渡芳則と同じ栃木県壬生町出身で田舎っぺ県議あがりの三流日大卒、江藤勉が植草茂雄(恐らくバックに栃木市に本部のある日吉会 日吉一家 光和会)を退けて、2005年と2009年の総選挙で栃木4区の自民党公認を獲得した。
渡芳則組長が栃木県壬生町出身だったことから、関東進出に前のめりとなった川口組の力が背景にあったのは明らかだ」
>---
>### 金融機関の破綻とヤクザの暗躍
>ヴィクターは、さらに恐ろしい事実に言及した。
>「この抗争の余波は、金融業界にも及んだ。
国の公的資金を3回も注入して順調に経営再建中だった**足柄銀行**は、同行が恐らく栃木市に本部のある日吉会 日吉一家 光和会の縄張りだったことから、矢張り2003年4月~6月の『北関東抗争』の結果を受けて、2003年11月に**経営破綻を宣告された**。
https://i.postimg.cc/V6Cs37RF/5034184-s-2-1-2.jpg
この時の総理大臣は、川口組と友好関係にあった神奈川を地盤とする朝鮮ゴロツキの蜷川会の丸抱えであった**小林純一郎**であり、金融担当大臣は和歌山県の傘屋の小セガレで同和の**藪下平蔵**だった」
>「藪下平蔵も、大阪の下駄屋の小セガレで東都大学法学部の落ちこぼれである福江俊彦(ポン銀総裁)と同様、司法試験や国家公務員総合職試験に受かる頭が無かったので、栃木県壬生町出身の渡芳則組長の五代目川口組の威を借りて伸し上がった男と考えられる。
https://i.postimg.cc/tgnxDNLh/shared-image-1747895410156.jpg
いずれにしろ、栃木市に本部を置く日吉会 日吉一家 光和会が、2003年4月~6月の『北関東抗争』で栃木県壬生町出身の渡芳則組長の牛耳る五代目川口組(本部:神戸市)に惨敗した結果、その息のかかった足柄銀行も五代目川口組側によって捻り潰されたということだ。」
>「それにしても、暴力団同士の抗争(川口組 対
45 :短編小説『ヤクザに縋るポンコツ東大法学部の落ちこぼれ』:2025/05/25(日) 16:32:40.98 ID:oVr3BF83>「それにしても、暴力団同士の抗争(川口組 対 日吉会)に勝利してしまったために、自分の生まれ故郷の足柄銀行を潰す羽目になったのは、栃木県壬生町出身の渡芳則組長にとって実に皮肉な結果であった。
そのことを気に病んだせいか、2004年に渡芳則は長期静養を宣言して五代目川口組の運営を執行部に委譲。
2005年(平成17年)、体調不良により引退した」
このIDをNGリストに追加する
今後このIDの書き込みやスレッドを表示したくない場合、以下のボタンをクリックしてください。
NGリストに追加