無視されなかったのが嬉しくて何回も何回も見返してたらブから電話がかかってきてビビるパ
「ぎゃ?!」
携帯を放り出して布団に頭を突っ込むけどコールがいつまでも切れないから勇気を出して電話に出てみるパ
「……も、もしもし」
「俺の誕生日!憶えてるならさー!プレゼントくれよ!」
「ぷ、ぷででんと……」
「俺さー急にお前いなくなったのにこの1年結構頑張ったと思うんだよねー」
「……うん」
「だからさーご褒美くれ!会え。顔見せろ。」
「ぅ………」
「来いよ!すぐ来い。いいな。」
一方的に捲し立てて切れたブからの電話に呆然とするパ
「こでは夢…うん、夢だぁ…」
納得しかけた所でまた鳴る携帯
「俺の家、まだ引っ越してないからわかるよな!!」
「バックレんなよ!!!」
電話に出ながら身支度するパ
「あー!もう!行きます!ちゃんと行くって!うどぅさいよー!」
怒鳴り付けて電話を切って軽トラの鍵を掴んで家を出ようとしたらメールが来た
『待ってる。』
「……素っ気ねぇなぁ」笑いながら呟いちゃうパ