ディズニーランド帰りのモノレール
ﾊﾟ「男同士俺らだけだね～」
ﾌﾞ「そりゃそうだろ、絶対ホモだと思われてるよ」
ﾊﾟ「でも年離れてるし兄弟だと思われてるんじゃない？」
ﾌﾞ「いや全然似てないし、ていうかお前そんな年いってるように見えないから」
ﾊﾟ「そうかな～兄弟だと思われてるんじゃないかな～(ウキウキ)」
こんの22才くらい妄想
「あのさ、うちの父親逃げたっぽいんだ」
「……は？」
「当然連絡取れないから分からないけどね、もう、帰ってこないと思う」
「え、いつから居ないの？」
「……２週間くらい？もっとかな」
「は？マジで？え？……借金置いて逃げたの？」
「……うん」
「……はぁ？何だよそれ、ふざけんなよ」
「……でも多分離婚できるし、そしたら借金もうちのじゃなくなるし」
「……」
「借金取りもうちに来なくなるしあんな父親うちにいない方がいいし」
「………っつったって許せないよそんなの、妻子捨てるなんて最低だよ」
「……………何でそんなに怒ってくれるの？」
「え？」
「だってさ、俺もお前も父親なんていない側の人間じゃん、……お前の方がさ、金つらいじゃん」
「つらさなんて比べられないし比べる意味無いよ、今野の痛みは今野だけにしか感じられないんだから」