以下の点はちょっとマイナスだと感じたところである。
1.ロシア人の人名が複数出てきて、誰が誰だか混乱する箇所があった。
2.ペレルマンと直接関係ない、もしくは関係の薄いロシア数学者の話がかなり長い。
3.「あとがき」に、「解説」という形で、本書となんのつながりがあるのがわからない「福岡伸一」とかいう大学教授が知ったような文章を書いているが、空気の読めない大学教授らしく、本書とは関係の薄い内容を自慢げに書いていてすごい不快である(私は「フェルマーの最終定理」も読みましたが、訳者の青木薫さんのあとがきの方はすばらしいと思います)。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています