選挙の様相一変、SNSとどう向き合うか 自民党・逢沢一郎選挙制度調査会長に聞く【政界Web】
時事通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3cb47703c3f7e4583dd51618c13a6b04310eca0
―選挙でのSNS利用に関する課題は。
SNSが大きな影響力を持つようになって、例えば兵庫県知事選では、何が正しい情報か分からず混乱するという状況が、ネットによって作り出された。かなりの有権者が、正しい情報か確認する術を持たないまま、投票先を決めてしまったようだ。
選挙は民主主義を構成する基礎であり原点だ。有権者が選挙に臨む基本的な環境・条件が大きく揺さぶられており、看過できない。昔ながらの町議選などでは、デマを流布するビラや怪文書が出回っていたが、影響力はある意味で限定的だ。対してネットは、全く新しい状況を作り出している。