米国ではディスインフレが6月に一気に進展=SMBC日興
SMBC日興証券では、米国のインフレ沈静化の道程が「でこぼこ」であることから、沈静化の確信に必要なデータを蓄積するのに時間を要し、2024年12月のFOMC会合で利下げが開始されると見込んできた。しかし、6月消費者物価指数(CPI)では、想定外にスムーズにディスインフレが進展したと指摘。これを踏まえて見通しを修正しており、9月会合段階でFOMC参加者が沈静化を確信し、利下げに踏み切ると予想している。2024年内にもう一度、12月会合でも利下げが講じられ、2024年内に累計50bpの利下げ、2025年は四半期に1度、合計100bpの利下げをSMBC日興では見込んでいる。