景気動向指数は4カ月ぶりの低下~三菱UFJMS
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、6月の景気動向指数を受けてリポートしている。6月の景気動向指数・CI一致指数は前月比-3.4ptとなり、4カ月ぶりに低下した。3カ月移動平均などをもとに行われる内閣府の基調判断は「下げ止まり」で据え置かれた。新たな自動車の認証不正による出荷停止を受けた生産指数や耐久消費財出荷指数などの低下がCI一致指数を押し下げたとのこと。先行きについては、7、8月の製造工業生産予測指数では増産が続く見通し。三菱UFJMSでは、2月をボトムとしたCI一致指数の上昇基調は続くとみており、早ければ8月値をもとに行われる判断で、基調判断が「上方への局面変化」に上方修正される可能性があると考えている。