日経平均株価テクニカル分析-陽線が続き、5日線上を回復
日経平均株価は反落。5日移動平均線(34392円 8/8)付近で下げ渋った後は上値を試す展開となったが、前日高値(35849円)を前に伸び悩んだ。
RSI(9日)は前日の39.2%→39.0%(8/8)に横ばい。前日の段階で7/31の水準を上回り、ダブルボトムのようなパターンとなっている。次は50%超えにつながるかが焦点であり、5日移動平均線上から反発力を一段と強められるかどうか。
週足の一目均衡表では週初に雲の下限(32748円 同)を下回ったが、6日からのリバウンドで雲の上限(35189円 同)に近い水準まで回復した。ある意味、いったん頭打ちが意識される水準でもあるが、あすは週間終値で雲の上限以上に戻せるかが焦点となる。52週移動平均線(35993円 同)上も回復できれば、一時的に38000円処まで伸びる可能性が高まる。
日足ベースの上値メドは、200日移動平均線(36896円 同)、8/1安値(37737円)~心理的節目の38000円、75日移動平均線(38755円 同)、4万円などが考えられる。下値メドは、心理的節目の33000円、8/5安値(31156円)、2023年10/4安値(30487円)や心理的節目の3万円、心理的節目29500円や29000円などがある。